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小林雅英氏が驚嘆する“鯉の謎”「高卒入団の若手の体がみるみる大きくなる」

広島は主に救援投手陣の不調で開幕から出遅れ、Bクラスとなっているが、今季もまた、新たな“若鯉”が台頭している。かつてロッテの絶対的守護神として大活躍した野球解説者の小林雅英氏も「なぜ広島ではこうも次々と凄い野手が育つのか」に注目している1人だ。

中堅の堂林も11年目で打撃開眼

 坂倉だけではない。鹿児島・神村学園高からドラフト7位で入団し2年目・20歳の羽月隆太郎内野手も、今月7日に初の1軍昇格を果たすと、同日の阪神戦に「2番・二塁」でスタメン出場し、4打数2安打3打点。躍進への足掛かりをつくった。また、昨季初めて規定打席に達した西川龍馬内野手は、今季安定感を増し、ひと皮むけたところを見せている。

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 異色なのが、堂林翔太内野手である。鳴り物入りでプロ入りし、毎年期待されながら裏切り続け、昨季の1軍出場はわずか28試合、打率.206のありさまだった。ところが、今季は打撃開眼。プロ11年目、28歳での遅咲きブレークで周囲を驚かせている。

 小林氏は「監督が投手出身の佐々岡さんに代わったことが、吉と出ている気がします」と言う。「堂林はこれまで野手出身の野村謙二郎元監督、緒方前監督のもとで、大きな期待をかけられ、重圧を感じながら鍛えられてきました。自分への視線が少し緩み、ふっと肩の力が抜けて才能を発揮できるようになったのではないでしょうか」と精神面に要因があるとみている。

 若手、中堅が見違えるほどの力を発揮し、一方で35歳のベテランで移籍2年目の長野久義外野手も“復活”。一昨年までリーグ3連覇していた広島にはまだまだ、底力が残っているとみてよさそうだ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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