元阪神ドリスの大ピンチ脱する“魔球”にファン脱帽「10回見たけど見えない」
米名物セレブが元阪神ドリスの156キロの勝負球に注目「いやらしいほど素晴らしい」
■レイズ 3-2 ブルージェイズ(日本時間17日・バッファロー)
元阪神でブルージェイズのラファエル・ドリス投手は16日(日本時間17日)、ニューヨーク州バッファローで行われたレイズとのダブルヘッダー第1試合で救援登板。7回途中から5番手として登板し、1回1/3を3奪三振、無安打無失点に抑えた。米投球研究家は97マイル(約156キロ)のツーシームに注目している。
ドリスは2-2で出迎えた7回1死満塁の大ピンチで救援。まずは左打者のウェンドルを外角低めへ決まる156キロの球で空振り三振に仕留めた。この投球に「ピッチング・ニンジャ」の愛称で高度な分析を行い、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏も注目。「いやらしいほど素晴らしい97マイル(約156キロ)のツーシーム」と決め球を動画で紹介した。
ファンからも驚きのコメントが多く集まった。「10回見たけど、まだ見えない」「史上最もリラックスした97マイル」「なんでこれが公平なのかわからないよ」「彼は野手みたいに見えるけど、突然いともたやすく97マイルを投げてしまう」「この力感のない投げ方だと私は35マイル(約56キロ)も出せないだろう。それなのに彼は97マイルを記録するなんて」「このリリースだと手からボールが離れるところはほとんど見えないだろう」などとコメントされた。
7年ぶりにメジャー復帰したドリスは今季9試合登板し、0勝1敗、防御率4.00。計9イニングで10三振を奪っている。次はどんな球を見せてくれるのか。元阪神の助っ人右腕が投じる“極上球”に今後も注目だ。