22歳・山本由伸は「末恐ろしい」 オリ元監督・森脇氏が指摘する進化の跡

「ファンが応援したくなるアスリートに成長しています」

 技術的には「彼の投球フォームは、踏み出した左足がピンと伸び、それをまるでつっかえ棒のようにして上半身を振り下ろす独特のもの。現米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平、昔でいえば、元阪急の山口高志さんや、元中日の小松辰雄さんがこれに近いフォームで剛速球を投げてた。この日はそのフォームのバランスが終始良かった」と分析した。

 山本は前日17日に22歳の誕生日を迎え、「選手としても、人としても、立派な存在になれるように、しっかりした大人になれたらなと思います」とコメントしたばかり。森脇氏は「コメント力もしっかりしている。投球の素晴らしさだけでなく、非常に好感が持てる、ファンが応援したくなるアスリートに成長しています。また、ダイエー・ソフトバンクの絶対的エースだった斉藤和巳さん、ヤンキースの田中将大投手、巨人の菅野智之投手のように、投げるだけでなく、クイックモーション、フィールディング、打者との間合いを持ち合わせている。末恐ろしい」と目を細める。

 先発転向した昨季、防御率1.95で初タイトルを獲得し大器の片りんを見せた山本。プロ4年目の今季、いよいよ調子を取り戻し、どこまで伸びるか楽しみになってきた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

朝日新聞スポーツシンポジウム

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