前田健太を「称賛しなければならない」 ノーノーあと一歩の快投に敵軍先発も脱帽
球団新記録の8者連続三振を含む、21者連続アウトの快投を披露した
■ツインズ 4-3 ブルワーズ(日本時間19日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手が18日(日本時間19日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発し、9回途中1安打1失点12奪三振の快投を見せた。8回まで無安打に抑え、9回に安打を許したところで降板。ノーヒットノーラン達成とはいかなかったが、圧倒的な投球に敵軍の選手からも感服の声が上がった。
前田は初回、1死からイエリッチに四球を与えたものの、2回から7回までは6イニング連続で3者凡退に。3回1死から5回終了まではツインズの球団新記録となる8者連続三振を奪い、8回1死まで21者連続アウトと驚異のピッチングを展開した。
9回先頭のソガードに詰まった当たりで中前安打を許し、快挙達成がなくなった直後に降板が告げられた。8回0/3を投げて1安打2四球、12奪三振。リリーフが同点に追いつかれて4勝目は逃したが、チームは延長12回にサヨナラ勝ちした。
その抜群の投球内容を、ブルワーズの先発コービン・バーンズ投手も手放しで称えた。地元メディアの「FOXスポーツ・ウィスコンシン」によると、バーンズは「ケンタを称賛しなければならないよ。本当に良い投球をしていた。対戦した打者たちとも話したけど、彼は球種を上手く混ぜ、変化球が本当に良かった」とコメント。敵味方関係なく、前田のマウンドは強烈な印象を残したようだ。
(Full-Count編集部)