山口俊、大逆転呼ぶ無失点救援に地元メディア絶賛 「クレイジーな事態を可能にした」
5点ビハインドの4回から登板し2回2/3、無安打4奪三振無失点、その裏にチームは一挙7点奪う
■ブルージェイズ 9-8 フィリーズ(ダブルヘッダー2試合目・日本時間21日・バッファロー)
ブルージェイズの山口俊投手が20日(日本時間21日)、本拠地フィリーズ戦のダブルヘッダー2試合目にリリーフ登板。2回2/3、無安打4奪三振無失点の好投を見せた。チームを大逆転勝利に導く投球に地元メディアも「クレイジーな事態を可能にした」と賛辞を送っている。
山口は5点ビハインドの4回から3番手として登板。いきなり3者凡退の好スタートを切ると、5回は2四球を与えたが2奪三振で無失点。6回は先頭のナップを右飛、続くキンガリーを空振り三振に仕留めお役御免となった。
その裏にチームは一挙7点を奪って大逆転勝利。リリーフ陣の好投が光った1戦に地元TV局「スポーツネット」は「追加点を許さず傷口を広げなかった」と山口らを称えると、同記者のニック・アシュボーン氏も自身のツイッターで「(大逆転逆転勝利の)このクレイジーな事態を可能にしたジェイコブ・ワゲスパック、シュン・ヤマグチ、アンソニー・ケイは大きな称賛に値する」と伝えていた。
山口はデビュー戦から2試合連続で“タイブレーク黒星”を喫し、地元メディアから酷評されていたが、8月は4試合に登板し7回2/3を投げ3安打10奪三振1失点と好投が続いている。
(Full-Count編集部)