前田健太は「リーグ最高の先発投手」 地元記者が1安打快投をベタ褒め

ツインズ・前田健太【写真:AP】
ツインズ・前田健太【写真:AP】

「明らかにチーム最高の先発投手。ア・リーグ最高の先発投手かも」

 ツインズの前田健太投手が18日(日本時間19日)のブルワーズ戦で披露した9回途中1安打快投の余韻が、地元ではいまだに残っているようだ。地元ラジオ局「SKORノース」のポッドキャスト「ツインズ・ショー」では、出演した記者2人が試合を振り返りながら、前田を褒めちぎった。

 ジェイク・デピュー記者は「今年最もエキサイティングで興味深い試合だったかもしれません」と18日の試合を挙げて話題をスタート。それに対し、ジャド・ザルガッド記者は、延長12回の激闘に驚きをもって伝えながら「マエダの投球、マウンドでの創造性、持ち球、この全てを見ていると、今、勝とうとしているチームにとって本当に本当に賢明な動きとなりました」と話した。

 デピュー記者も応じ「彼が投げるのを見るのは本当に楽しいです。100マイル(約160キロ)投げる投手を見るのは楽しいですが、90マイル台前半(150キロ前後)の球速でも、かなり素晴らしい変化球を投げる投手を見る方がずっと楽しくて面白いと思います。彼は打者の攻め方を知っています。ロッコ(バルデリ監督)が試合後に言っていたように、今までに見たどの試合にも引けをとらない登板だったと思います」と強調。ツインズの先発投手としては、2度のサイ・ヤング賞を誇るヨハン・サンタナ投手が2007年8月に17奪三振の快投を見せた試合に匹敵すると述べた。

 さらにデピュー記者は、前田が9回に続投して115球も投げたことを挙げた。「ロッコ(バルデリ監督)の哲学に反しています。本当に驚きました。彼は明らかにチーム最高の先発投手です。ア・リーグ最高の先発投手かもしれません。何か劇的なことが起こらなければ、彼がプレーオフの第1戦に登板するでしょう」と絶賛。前田が刻んだ衝撃は、しばらく地元をにぎやかにしそうだ。

(Full-Count編集部)

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