前田健太の開幕5試合はツインズ史上最高? 米メディアが驚異の指標に着目

被打率は.128、WHIPは0.63と圧巻の数字を叩き出している今季の前田

 さらに、前田のここまでの成績についても言及。今季ここまで5試合に先発して許した安打はわずか14本、1試合平均で3本に満たない。被打率はわずか.128、1イニングに走者を出す数を表すWHIPはたった0.63となっている。

 記事では「なんと、ツインズ/セネタースの歴史で(すごく短いけど)5回の登板を通して、このような成績を残した投手は他に誰もいない」と、ここまでの投球内容を絶賛する。

 記事によると、ツインズの前身であるワシントン・セネタースでメジャー通算417勝をマークしたウォルター・ジョンソン氏でさえ、シーズン最初の5試合での最高成績は1913年の被打率.178、WHIP 0.73。2004年と2006年にサイ・ヤング賞に輝いたヨハン・サンタナ氏でも2007年の被打率.198、WHIP 0.94が最高だったという。

 今季の前田はツインズの歴史に名を残す2人の投手の成績と比較しても優れたものだとする「ジ・アスレチック」。ここまでア・リーグ中地区首位に立つツインズにとって、前田健太が重要な役割を果たしていることは間違いない。

(Full-Count編集部)

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