オリ中嶋監督代行、昇格即起用の富山＆漆原に寄せた信頼　「良い投球を見ていた」

チームは3連勝「次は選手たちが凄い楽な展開にしてくれると思っています」

■オリックス 6-5 西武（23日・京セラドーム）

　オリックスは23日、本拠地京セラドームで行われた西武戦に6-5で勝利。21日から中嶋監督代行に代わってから3連勝をマークした。6回に杉本が同点タイムリー、8回にはジョーンズが3戦連発となる勝ち越し9号ソロを放った。この日昇格したばかりの富山、漆原も緊迫した場面で登板させる大胆な采配も見せた。

“中嶋チルドレン”が躍動した。21日に共に1軍に上がった杉本が2点を追う6回に2点タイムリー。同点の7回にはこの日昇格したばかりの左腕・富山を投入し1イニング無失点。3点リードの9回には同じく即昇格の漆原を起用した。

　試合後、3連勝を飾った中嶋監督代行は9回に漆原を起用した狙いに「狙いというか、9回行こうと思っていた。（2点を失って）祈っていた。でも、大丈夫だと思っていました」と語った。

　同点の7回にも富山を起用するなど大胆な采配を見せたが「2人とも（2軍で）良いピッチングを続けていたのを見ていた。自信を持って送り込みました」と、迷いない起用だったことを明かした。・

　これでチームは3連勝となったが「冷や冷やな感じでいってますので。次は選手たちが凄い楽な展開にしてくれると思っています」と締めくくった。

（Full-Count編集部）