大谷翔平、9試合ぶりマルチ安打　日米最悪21打席連続無安打止める5号3ラン、右前打

3回の一時逆転5号3ランで日米自己ワースト21打席連続無安打で止める

■アスレチックス – エンゼルス（日本時間24日・オークランド）

　エンゼルスの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、敵地のアスレチックス戦で「5番・指名打者」で2試合連続で先発出場した。初回2死一、二塁は空振り三振に倒れたが、3回1死二、三塁の第2打席で逆転の左中間5号3ランを放った。5回1死一塁で四球を選び、7回1死の第4打席で右前打。9試合ぶり今季4度目のマルチ安打をマークした。

　快音のなかった大谷が10試合41打席ぶりのアーチをかっ飛ばした。2点を追う3回1死二、三塁。2ボール1ストライクから剛腕モンタスの95.3マイル（約153.4キロ）、シンカーを捉えた。打球速度111.3マイル（約179.1キロ）、飛距離439フィート（約133.8メートル）、打球角度28度。日米ワーストの21打席連続無安打を止める一発。通算45本塁打として井口資仁（現ロッテ監督）を抜いて日本人歴代4位に浮上した。3位の城島健司（現ソフトバンク会長付き特別アドバイザー）の48本にも3本差と迫った。

　5回1死一塁では四球で好機を広げ、続くグッドウィンの右前適時打を演出。7回1死では左腕ディークマンから右前へ打ち返し、11日（同12日）の本拠地アスレチックス戦以来のマルチ安打をマークした。

　大谷は前日22日（同23日）の同カードで先発出場したが、3打数無安打1四球。試合前までの今季成績は20試合出場し、打率.165、4本塁打、11打点、2盗塁。一気に復活といきたいところだ。

（Full-Count編集部）