ダルビッシュに通算190発アブレイユもお手上げ「脱帽せざるを得ない」

本拠地でのWソックス戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
本拠地でのWソックス戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

アブレイユは2回に先制ソロも2打席以降は二ゴロ、遊飛「すごく良いゲームプランを持っていた」

■カブス 2-1 Wソックス(日本時間24日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地のホワイトソックス戦に先発し、メジャートップに並ぶ5勝目を挙げた。7回を投げて6安打10奪三振1四球1失点(自責1)。好調ホワイトソックス打線を相手に毎回奪三振を記録するなど躍動した右腕に対して、通算190本塁打のホセ・アブレイユ内野手は脱帽した。

 アブレイユは2回先頭でダルビッシュから左中間ソロ。先制点を生み出したが、4回1死は97.4マイル(約156.8キロ)の球にニゴロ、6回1死は89.6マイル(約144.2キロ)の変化球に遊飛と打ち取られた。大リーグ公式サイトはダルビッシュを称賛する敵軍主砲のコメントを紹介した。

「良い投手だということは誰もが知っている。とても良い球を持ち、経験豊富だ。彼は自分の投球をしていた。僕たちが予想していたようにね」

 試合前まで4勝で並んでいた若手右腕シーズとの投げ合いだった。地元紙「シカゴ・トリビューン」はアブレイユが「彼はすごく良いゲームプランを持っていた。彼には脱帽せざるを得ないけど、シーズも頑張ってくれた」と語ったことを紹介している。

 防御率1.70はメジャー5位(リーグ3位)の安定感。37投球回は7位タイ(同3位タイ)で、44奪三振は5位タイ(同3位タイ)だ。サイ・ヤング賞争いをするダルビッシュから目が離せなくなってきた。

(Full-Count編集部)

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