福岡大大濠の山下舜平大や大阪桐蔭の西野力矢ら…「プロ志望合同練習会」の注目は?
龍谷大平安の奥村はヤクルト野手、青藍泰斗の石川は中日投手の弟
○東日本
・シャピロ・マシュー・一郎(国学院栃木)
身長191センチの長身から投げ下ろす最速146キロの角度ある真っ直ぐが武器の大型右腕。成長痛の影響で3年生になるまで公式戦登板なし。7月の栃木県大会で初めて公式戦に登板して1回を無失点に抑えている。
・下慎之介(健大高崎)
最速143キロを誇る身長184センチの左腕。2年秋の群馬県大会で10者連続三振を奪うなど、三振の奪える好投手として注目を集める。甲子園交流大会の帯広農業戦で登板した際は4回を投げて5安打3失点だった。
・豆田泰志(浦和実)
最速146キロを誇る右の本格は右腕。2年夏の浦和学院戦で2安打完封勝利を挙げて注目を集める。キレのある真っ直ぐを武器とし、夏の埼玉県大会では浦和学院との準々決勝で敗退した。
・美又王寿(浦和学院)
上記の豆田に今夏の準々決勝で投げ勝ったのが美又。最速148キロの本格派投手で、2種類のスライダーやチェンジアップなどが武器。今夏の埼玉県大会は準決勝で昌平に敗れた。
【野手】
○西日本
・土田龍空内野手(近江)
高校通算30本塁打を誇る右投げ左打ちの強打者。守備力にも優れ、強豪の近江高で1年生から正遊撃手として活躍した。今夏の滋賀県大会では木製バットでプレーしていた。
・中山礼都内野手(中京大中京)
走攻守三拍子揃った遊撃手。高校通算17本塁打だが、広角にライナー性の力強い打球を飛ばすシュアな打撃が持ち味。俊足も武器で、同じくプロ注目の高橋宏斗投手と共にチームの中心を担った。
・西野力矢内野手(大阪桐蔭)
高校通算31本塁打を誇る右の大砲候補。力強いスイングから生まれる長打力が最大の武器。近畿大会の準々決勝ではプロ注目の明石商・中森から本塁打も放っている。
・奥村真大内野手(龍谷大平安)
ヤクルトの奥村展征内野手を兄に持つ強打の三塁手。1年秋からレギュラーの座を掴むと、高校通算19本塁打を放った。近江の土田と同様に夏の京都大会では木製バットでプレーし、本塁打も放った。
○東日本
・石川慧亮外野手(青藍泰斗)
中日の石川翔投手が兄の強打の外野手。1年時からベンチ入りを果たし、高校通算21本塁打を誇る。健大高崎のプロ注目左腕・下慎之介から場外弾を放ったようにパンチ力が最大の武器だ。
(Full-Count編集部)