左前打のはずが…パドレス奇才の“瞬間移動”好守にファン唖然「別次元だ」
パドレス・タティスJr.が左前への飛球に猛ダッシュ→左前付近でジャンピングキャッチ
■パドレス 5-3 アストロズ(日本時間24日・サンディエゴ)
パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手の驚愕の遊撃守備が話題となっている。23日(日本時間24日)の本拠地アストロズ戦で左前への飛球に反応。快足を飛ばして遊飛とした。大型遊撃手の好守が米国ファンの間で話題となっている。
豪快な打撃だけではない。8回1死の守備。タティスJr.は遊撃の定位置付近から左前への飛球で全力疾走。快足を飛ばして、最後はジャンピングキャッチして遊飛とした。現地実況が「スーパーマン!」と絶叫する好守だった。
大リーグ公式サイトは「ほとんどの遊撃手が相手だったら、ジョージ・スプリンガーはシングルヒットを得ていたかもしれない。しかし、タティスJr.は普通の遊撃手ではない。21歳の奇才は外野の位置まで奥深く追いかけ、信じられないジャンピングキャッチを見せた」と驚きを持って報道。スタットキャストによると、この打球の予測飛距離は208フィート(約63メートル)。タティスがスタートしたところは146フィート(約44メートル)で、4.1秒でその距離をつめたという。
パドレスのティングラー監督が「彼は常識外れな才能の持ち主だ。なんと説明していいかわからない。彼がドミニカ(共和国)に生まれて、野球をプレーしながら育ってくれて私たちはただ恵まれているよ」と驚愕した好守。大リーグ公式ツイッターは「タティスJr.はアンビリーバブルだ」と動画付きで投稿した。
ファンからは「スプリンガーの表情よ!」「これは本当に説明がつかないプレーだ。カメラマンも当然ながら左翼手にフォーカスしていた」「本当に信じられない!」「マイク・トラウト、どきな。これがいま最も刺激的な選手だ」「この男にできないことはあるのかい? ワオ」「この男は別次元にいる!」「常識外れ」「これは視覚的なイリュージョンみたいだ」などと驚きのコメントが多く寄せられた。