プホルス、“Aロッド超え”通算2087打点に笑顔「誇りに思います。彼はレジェンド」

エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

歴代単独2位の通算2087打点を記録「Aロッドはレジェンドで素晴らしいキャリアも持った選手」

■アストロズ 11-4 エンゼルス(日本時間25日・ヒューストン)

 エンゼルスのアルバート・プホルス内野手は24日(日本時間25日)、歴代単独2位の通算2087打点をマークした。5回2死一、三塁で左腕バルデスから左前適時打を放ち、2位で並んでいた元ヤンキースのアレックス・ロドリゲスを抜いた。「もちろん誇りに思います。Aロッドはレジェンドで素晴らしいキャリアも持った選手ですからね」と珍しく笑顔を見せた。

 プホルスは2001年にカージナルスでデビュー。3度のMVPを受賞し、2010年まで10年連続で打率3割、30本塁打、100打点を達成した。通算659本塁打は歴代6位だ。「ただ、いつも言っていますが、私の仕事は、毎日フィールドに立って、ベストを尽くして、チームが勝つことを助けることです。記録を追うためにここにいるわけではないのです。20年前に私がキャリアを始めたときの目標は、記録を作ろうということではありませんでした。もちろん、今回のこと、またこれまで達成できたことを神に感謝します。本当に特別なことです」と感慨深げに振り返った。

 プホルスの一打で一時1点差まで迫ったが、6回に一挙4失点。チームは11失点で大敗した。チームは9勝21敗の地区最下位に沈んでいる。プホルスは「厳しい状態だと思っています。今の状況には、選手も含めてみんな、失望しています。残りの試合をとにかく精一杯戦って、これから良くなればと思っています。野球では何が起こるかわかりませんから」と巻き返しを誓った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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