DeNAラミレス監督、広島先発の野村に脱帽「打ち崩すのは難しい投球」
広島との対戦は1勝1敗となり27日は勝ち越しをかけた試合に
■広島 4-2 DeNA(26日・横浜)
DeNAは26日、本拠地・横浜スタジアムで広島と対戦し、4-2で競り負けて連勝を逃した。先発の浜口は6回3失点と試合を作ったが、打線が広島先発の野村の前に8回まで梶谷の2ランの2点のみに抑えられた。試合後、ラミレス監督は「野村はすごくよかった。最初から最後までなかなか打ち崩すのは難しい投球をされてしまった」と相手先発に脱帽だった。
4回に2点を先制されたものの、5回2死から9番で起用した中井が安打で出塁し、梶谷の2ランで同点に追いついた。だが、直後に浜口が四球からピンチを招き、松山に2打席連続となるタイムリーを打たれて勝ち越しを許した。9回には3番手のパットンが鈴木誠にダメ押しとなるソロ本塁打を浴びて試合が決まった。
ラミレス監督は「試合としてはいいゲームだったと思うが、梶谷の2ランで追いついた後に勝ち越され、その後は点が取れなかった。これも野球の一つだと思う」と表情を変えることなく話した。
敵地で中日に3連敗した後、地元に戻っての最下位・広島との試合は1勝1敗に。27日はカード勝ち越しがかかった試合となる。指揮官は「いつも言っていることだが、3連戦をどのように始めるかではなく、どのように終えるかが大事。井納は最近、すごくいいピッチングをしているし、打線も含めて明日は高いモチベーションでベストを尽くして勝ちたいと思う」と気持ちを切り替えていた。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)