大リーグ、黒人銃撃事件を受けて3試合延期「人種差別をなくす闘いに同調」
ブルワーズの本拠地ウィスコンシン州で起きた白人警官による銃撃事件が発生
大リーグ機構(MLB)は26日(日本時間)に予定されていたブルワーズ-レッズ戦、パドレス-マリナーズ戦、ジャイアンツ-ドジャース戦の3試合の延期を発表した。
ブルワーズが本拠とするウィスコンシン州で23日(同24日)に白人警官による黒人男性への銃撃事件が発生。一部で激しい抗議活動が行われており、抗議として3試合の延期を決めた。MLBは「ジェイコブ・ブレークの銃撃後におけるウィスコンシンのコミュニティが受けた痛みを考慮し、今夜多くの選手たちがプレーしない決断をしたことを尊重します。社会の変化に対してもMLBの団結は変わらずそのままの状態で、人種差別をなくす闘いに同調していきます」と声明を出した。
ブルワーズは「ブルワーズとレッズの選手たちは今夜試合を行わないことを決めました。コミュニティ、そして国がこのような痛みを抱え、我々としては、特に人種差別や組織的な圧迫などの重要な問題に対して関心を集めたいと考えました」と声明を出した。秋山翔吾外野手が所属するレッズとは27日(同28日)にダブルヘッダーを行う。
(Full-Count編集部)