試合中に電撃トレード決定! エンゼルスのラステラが同地区アスレチックスへ
アスレチックス移籍が決まったラステラはベンチ内でチームメートらと抱き合う
大谷翔平投手の所属するエンゼルスのトミー・ラステラ内野手が、同地区のアスレチックスへ電撃トレードされた。アスレチックスからは24歳のフランクリン・バレット内野手がエンゼルスへ移籍する。米メディアが一斉に報じた。
この日、エンゼルスはマリナーズと対戦。その試合中にラステラのトレードが決まった。ア・リーグ西地区で首位に立つアスレチックスは2位のアストロズに4.5ゲーム差をつけて首位。プレーオフ進出に向けて、トレード期限の8月31日を前に、より戦力層の充実を図った。
トレードの決定はマリナーズとの試合の真っ最中。ラステラはこの日はスタメンには入らず、ベンチスタートだった。電撃トレードが決まると、ベンチ内でチームメートやスタッフとハグを交わしていた。
ラステラは2018年オフにカブスからエンゼルスに移籍。加入1年目の昨季は前半戦で活躍しオールスターにも選出された。だが、7月に右足に自打球を当てて骨折し、オールスター出場を辞退。打率.295、16本塁打44打点だった。今季はここまで28試合に出場して打率.273、4本塁打14打点。
アスレチックスからエンゼルスに加入するバレットは24歳と若い、右投げ右打ちの二塁手。今季の15試合を含めて、メジャー通算95試合に出場しており、通算打率.180、9本塁打27打点の成績を残している。