「明らかにセーフ」「審判ダメダメ」ブレーブス野手の“誤審”盗塁死にファン怒り爆発
野手のタッチは“空タッチ”になっているように見えるが…
■フィリーズ 7-4 ブレーブス(日本時間29日・フィラデルフィア)
先日エンゼルスの大谷翔平投手が“疑惑の判定”で見逃し三振に倒れたように、微妙な判定が相次いでいるメジャーリーグ。28日(日本時間29日)に行われたフィリーズ対ブレーブスの一戦でも、セーフに見える盗塁がアウトと判定され、監督やファンが審判への怒りを爆発させている。
このプレーは同点で迎えた延長11回に起きた。先攻のブレーブスは無死二塁から先頭のインシアーテが四球で出塁。続くライリーの中飛で二塁走者のマーケイキスが三塁へと進んだ。1死一、三塁となると、続くエチェバリアの打席で一塁走者のインシアーテが二塁への盗塁を仕掛けた。
猛然とスライディングで突っ込んだインシアーテ。タッチは“空タッチ”気味だったものの、二塁塁審の判定はアウトに。ブレーブスはチャレンジ。リプレー映像でも走者の脚が先にベースについているように見えるが、審判団の結論はアウトのままだった。これで2死となったブレーブスはこの回1点も奪えず。その裏に3ランを浴びてサヨナラ負けを喫した。
地元テレビ局「FOXスポーツ・サウス」はブライアン・スニッカー監督の会見をツイッターで公開。そこで指揮官は「我々の誰もがセーフと思っていた。彼は間に合っていた。思い通りに(物事が)進まない時もあるということだろうか」と語り、審判に矛先を向けた。また、ファンからも「ありえない」「明らかにセーフじゃないか!」「MLB、君たちの審判はダメダメだな」「どこから見てもセーフだが、アウトとコールされた」「あれは酷いぞ」と批判が噴出していた。