名手アレナド、カメラが追えない“音速スロー” 0.67秒の衝撃に米「常軌を逸している」
強烈なライナーを捕球、飛び出した走者を刺すため一塁へカメラが追えない程の“鬼肩スロー”
■パドレス 13-2 ロッキーズ(日本時間31日・コロラド)
ロッキーズのノーラン・アレナド内野手が30日(日本時間31日)、本拠地でのパドレス戦でTVカメラでも追えない驚愕の“鬼肩”を披露し米で話題になっている。MLB公式ツイッターも「このプレーをする三塁手は多くない」と注目している。
目にも止まらぬ剛速球で併殺を奪ったのは5回だった。1死一塁からパドレスのクロネンワースが放った強烈なライナーを三塁・アレナドはがっちりグラブに収めた。一走・ホズマーはわずかに飛び出したが、アレナドはその一瞬の隙を見逃さなかった。
瞬時にボールを右手に持ちかえると一塁へ矢のような送球を披露。中継のカメラでも追えない程の“鬼肩”で併殺を完成させた。MLB公式スタットキャスト担当のデビット・アドラー氏も自身のツイッターで「ノーラン・アレナドは0.67秒でこの84.3マイル(約135.6キロ)を投げた」と、その素早い送球の凄さを伝えていた。
これにはファンも「素晴らしいプレーヤー」「球界最高の三塁手」「なんて送球だ」「なんてキャノン」「カメラが追いついていない」「常軌を逸している」「えげつない併殺だ」と驚きの声が殺到していた。
ゴールドグラブ賞を7年連続で獲得するメジャー屈指の三塁手が魅せたプレーにファンも大興奮だった。