MVPは涌井&柳田 2020年のパ・リーグ前半戦ベストナインを編集部が独自選出
捕手は森、甲斐、太田と候補はいるが、該当者なしに
ソフトバンクと言えば、柳田も忘れてはいけない。OPS1.195はリーグトップ。打率.352、20本塁打、出塁率.472は共にリーグ2位で50打点は同4位と、打撃の各部門で上位につける。ファンの度肝を抜くような規格外の本塁打を量産している。その柳田を打率で上回るのがオリックスの吉田正。ここまでの打率は.372としており、最下位に沈むチームの中で1人気を吐いている。
日本ハムの中田はここまで21本塁打68打点と2冠王。打率は.256と高くないが、ここ一番での勝負強さが際立っている。近藤はリーグ4位の打率.340もさることながら、出塁率.473は柳田を上回り、リーグトップ。中田とともに日本ハム打線を牽引している。捕手は該当者なしに。ソフトバンクの甲斐拓也や西武の森友哉、楽天の太田光ら候補はいるものの、決め手を欠く。
【パ・リーグ前半戦MVP】
投手:涌井秀章
打者:柳田悠岐
上記の面々の中から、投手では涌井、野手では柳田が前半戦のMVPと言えるだろう。開幕8連勝をマークした涌井は文句なし。打撃の全ての部門で上位に位置し、チームが首位を走っている柳田もまた異論はないのではないだろうか。このまま彼らが活躍するか。後半戦も目が離せない。
(Full-Count編集部)