最高の投手は「寝坊して完封した」左腕…飯田氏&川崎氏が選ぶ燕黄金期ベスト9
高津監督の采配に見る故・野村克也氏の教え「野村監督はエースと4番は…」
飯田「今シーズンの高津監督は、ピッチャーに関しては我慢強いかな。打たれても使い続けるし、ブレがないような感じはするね」
川崎「今の野球の流れもあるかもしれないけど、結構攻撃的な野球をする。2番・山田(哲人)にしても、4番・村上(宗隆)にしても、日本人主体に打線を組んでいるのは、多分野村さんの影響もあるんじゃないかって思いますね」
飯田「野村監督は『4番は日本人だ』って言ってたからね」
川崎「ずっと広澤(克実)さんでした」
飯田「なんか野村さんは、信用していなかったんじゃないですかね、外国人選手を。短期間で帰っちゃうから。だから『チームのエースと4番バッターの大黒柱は日本人』っていうのが野村さんの考え。日本人に責任感とか仲間意識とか植え付けたいのはあったかもしれませんね」
川崎「日本のプロ野球なんだから、日本人が4番に座って活躍してもらった方が盛り上がるっていうのもあるし、プライドがそうなんだと思うんですよ。だから、エースと4番は日本人っていうのがあったんだと思います。詳しい理由は分からないですけど。でも、高津監督にもそれを感じますよね」
(捕手編に続く)