エ軍トラウト、打撃不振の大谷に“アドバイス”　「若い選手なら誰でも経験する」

プレー以外にも社会貢献に尽力した選手に贈られる「ロベルト・クレメンテ賞」にノミネート

■エンゼルス – パドレス（日本時間4日・アナハイム）

　野球で実績を挙げるとともに社会貢献に尽力した選手に贈られる「ロベルト・クレメンテ賞」に、エンゼルスのマイク・トラウト外野手がノミネートされた。3日（日本時間4日）、本拠地パドレス戦の前に会見を行い「他の人の人生に影響を与えることができたら、それは本当に大きなこと」と語った。

　トラウトはこれまでも慈善活動に熱心に取り組み、今年は新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、地元ニュージャージー州で生活に必要なスーパー、病院などで働く人々に支援を行っていた。

　ロベルト・クレメンテ賞にノミネートされたことを受け「僕にとって重要なこと。プレーするためにここにいるけど、還元したいとも思っている。他の人の人生に影響を与えることができたら、それは本当に大きなことだよ」と語った。

　また、ここまで調子が上がらない大谷について「彼はいろんなことを考えているだろう。抜け出すためにベストを尽くしているし、練習でも調子を上げ始めている。若い選手なら誰でも経験することだ。抜け出す方法を見つけなければならないが、彼は毎日懸命に取り組んでいるよ」と期待を寄せていた。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）