「どう考えても故意だろ」またも危険球のヤ軍チャップマンにファン怒り心頭
2日のレイズ戦でも頭部付近に速球を投げて乱闘寸前になったばかりだった
■メッツ 9-7 ヤンキース(日本時間4日・ニューヨーク)
ヤンキースの守護神アロルディス・チャップマン投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのメッツ戦で打者の顔面付近を襲う球を投じ、避難を浴びている。1日(日本時間2日)の本拠地でのレイズ戦で、100.5マイル(約161.7キロ)の速球を頭部付近に投げて両軍乱闘寸前の一触即発の場面を生んだばかりなだけに、味方のファンでも怒り心頭のようだ。
この日の9回に登板したチャップマンは、1死からデービスにソロを被弾。その後2死一塁となり、ドミニク・スミスの打席で98マイル(約157.7キロ)のフォーシームが顔面付近を襲った。スミスは間一髪でかわし、いったんはボール判定されたが、避ける際にバットを振ったとみなされて一転ストライクになった。
この判定に対し、地元紙「NYポスト」のエグゼクティブプロデューサーのジェイク・ブラウン氏はツイッターで「審判はあそこまで酷いわけがない。これは受け入れ難い。ドム・スミスは危うくスイング仕掛けていたわけではなかった。彼は死球を回避しようとしていたのに、あの球をストライクと呼ぶのか?」と疑問を投げかけた。
チャップマンの相次ぐ“乱投”には、ファンは憤慨しているよう。「チャップマンが大嫌いだ。理由は彼が試合をぶち壊したからではなく、スミスに死球をぶつけかけたからだ!」「なんてこった。チャップマンのスミスへの投球見た? どう考えても故意だろ」「チャップマンはドミニク・スミスの頭を吹き飛ばすところだった」などと非難が相次いだ。