ダルビッシュ、メジャートップの7勝目に指揮官は絶賛 「最高レベル」「リスペクト」

カージナルス戦に先発登板し7勝目を挙げたカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カージナルス戦に先発登板し7勝目を挙げたカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ロス監督はダルビッシュの変化球、直球ともに賛辞、“投手タイトル3冠”に躍り出る

■カブス 4-1 カージナルス(日本時間5日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、本拠地のカージナルス戦に先発しメジャートップの7勝目を挙げた。5回まで完全投球を見せるなど7回1安打11奪三振1失点の快投だった。試合後、デビッド・ロス監督は変化球の精度を絶賛し「これまで見た中で最高レベルだ」と語った。

 7試合連続のクオリティースタート、最速96.7マイル(約155.6キロ)の直球と変化球を交じえ今季最多の11奪三振と圧巻の投球を見せたダルビッシュ。文句のつけようがない快投劇にロス監督も称賛の嵐だった。

 地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は試合後の指揮官のコメントを紹介。まずは変化球に精度について「ストライクゾーンへのコマンドはこれまで見た中で、最高レベルだ」と絶賛すると、威力十分のストレートについても「必要な時に使う、95マイルや97マイル(の速球)もリスペクトに値する」と最敬礼だった。

 ダルビッシュは日本人投手初の7戦7勝の快挙を達成。リーグトップの防御率1.44(メジャー2位)、63奪三振(メジャー3位タイ)の“投手タイトル3冠”に躍り出た。勢いの止まらない右腕には日本人初となるサイ・ヤング賞への期待も高まっている。

(Full-Count編集部)

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