ダルビッシュ、ソロ被弾でパーフェクトならずも6回1安打1失点 日本人初7戦7勝の権利
6回まで9奪三振無四球、1安打1失点
■カブス – カージナルス(日本時間5日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、今季7勝目をかけて本拠地のカージナルス戦で先発。5回までパーフェクトに抑えたが、6回にカーペンターに右中間ソロを被弾。それでも、6回まで9奪三振、1安打1失点と圧巻の投球を見せた。最速は96.7マイル(約155.6キロ)。
初回から快投を演じた。先頭・ウォン、エドマンを2者連続三振。ゴールドシュミットを二ゴロに仕留めた。2点を先取した2回はミラーを遊ゴロ、デヨングを左飛、モリーナを三ゴロに打ち取る投球。3回はカーペンター、オニールと2者連続三振に仕留め、カールソンを遊直に抑えた。
3点差に広がった4回はエドマンから見逃し三振を奪って3者凡退。5回は3者連続三振に仕留めた。6回は先頭カーペンターに右中間ソロを浴びてパーフェクトは途絶えたが、後続は仕留めた。6回まで91球(ストライク61球)を投げ、9奪三振無四球、1安打1失点。この試合で白星を挙げれば日本人投手初の7戦7勝の快挙達成となる。
ダルビッシュは試合前まで7試合に先発して、6勝1敗、防御率1.47。52三振を奪った。2日(同3日)には8月(7月を含む)のナ・リーグ月間最優秀投手を初受賞した。
(Full-Count編集部)