前田健太は「ファンタスティック」 地元メディアがポストシーズン1番手に指名
今年のメジャーリーグはポストシーズン出場枠が従来の10球団から16球団へ拡大
ツインズの前田健太投手は5日(日本時間6日)の本拠地タイガース戦に今季8度目の先発マウンドに上がる。ここまで4勝1敗、防御率2.53と安定感抜群の投球を見せる右腕に地元メディアは“ポストシーズン1番手”の評価を下している。
今季のメジャーリーグは新型コロナウイルスの感染拡大を受け60試合制、そしてポストシーズン出場枠は従来の10球団から16球団へ拡大された。現在、ツインズはア・リーグ中地区で24勝16敗、勝率.600で3位の位置に付けている。
前田はここまでエース級の活躍を見せているが地元ラジオ局「KSTP」は「ワイルドカードラウンドでのツインズの先発投手は、誰になるか?」と注目。このままいけばポストシーズン進出の可能性が高いことを言及し「この短いシリーズで先発投手になるか予想する」と伝え前田をポストシーズン1番手として評価している。
「これは容易な選択だ。右腕、ケンタ・マエダは、今シーズンここまでファンタスティックだ」
ここまで7試合に登板し42回2/3を投げ被安打25(被本塁打5)、48奪三振、7四死球と快投を続ける日本人右腕に最高レベルの評価を付け「もし、彼が今シーズンこのような投球を続ければ、(ポストシーズン1番手の)この任務を勝ち取ることは間違いない」と断言している。
先発投手のプライドを胸にドジャースから移籍し大活躍のシーズンを過ごす前田。登板する度に評価を挙げる右腕がチームの命運を握るマウンドに上がる日は近い。
(Full-Count編集部)