ダルビッシュ、メジャートップ7勝目に敵地メディアも驚愕 「失点をほとんど記録しない男」
通算84勝ジム・デシェイズ氏も「ボールを操る能力に驚かされる」
■カブス 4-1 カージナルス(日本時間5日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、本拠地のカージナルス戦で先発し7回1安打1失点の快投でメジャートップの7勝目を挙げた。今季最多タイの11奪三振、7試合連続のクオリティスタートで日本人投手初の7戦7勝の快挙を達成。これには地元メディア、そして敵地メディアも称賛の嵐だった。
カージナルス打線を圧倒する好投でリーグトップの防御率1.44(メジャー2位)、63奪三振(メジャー3位タイ)、そして両リーグトップの7勝目を手にしリーグ投手タイトル3冠に立ったダルビッシュ。
この試合を中継した地元TV局「マーキースポーツ」で解説を務め、アストロズなどで通算84勝をマークしたジム・デシェイズ氏もダルビッシュの投球に脱帽だった。最速96.7マイル(約155.6キロ)の直球と多彩な変化球で11三振を奪った右腕に「今夜はその全てが機能した」「ボールを操る能力に皆驚かされる」と絶賛。
また、カージナルスの地元紙「セントルイス・ポストディスパッチ」もダルビッシュに散発1安打に封じられ「多くの球種を駆使し失点をほとんど記録しない男」「打線を翻弄した」と日本人右腕の快投劇を称えていた。
(Full-Count編集部)