山口俊、米ファンの心掴む“ずっこけ投球”が話題 「日本列島が大爆笑」
6日のレッドソックス戦では5回から2番手として登板し3イニングを1失点の好投
■Rソックス 9-8 ブルージェイズ(日本時間6日・ボストン)
ブルージェイズの山口俊投手は5日(日本時間6日)、敵地のレッドソックス戦の5回から2番手としてリリーフ登板。3イニングを4安打1失点の好投を見せ防御率は3.93まで減少。日に日に評価を上げる山口だが、この日は“ずっこけ投球”でも米ファンの心を掴んだ。
山口の出番は2-6で迎えた5回。マルティネス、バスケスの連打で無死一、二塁としたが、ムニョスを三ゴロ併殺打。ブラッドリーJr.を二ゴロに抑えた。1点差に迫った6回は3者凡退に抑え、味方打線が逆転した7回は先頭・デバースに右越えソロを浴びたものの、後続を仕留めた。
味方打線は4点差を逆転したものの1リードの9回に救援した元日本ハムのバースが逆転を許し山口の2勝目は消えたが、モントーヨ監督も「極めて優れた投球をして、我々に勝つチャンスを残してくれた」と賛辞を送っていた。
8回の先頭ムニョスに投じた初球はマウンドに足が引っ掛かり、投げた瞬間に地面にたたきつける“ずっこけ投球”に……。この1球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称でSNS上で様々な投手を分析、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブ、ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで「シュン・ヤマグチ、バットに当てられないシンカー……」とコメントを添え動画を公開。
お茶目な姿を見せた山口にファンも「どうしたシュンちゃん」「日本列島が大爆笑」「信じられない球だ!」「これ日本でも見た事ある光景だな」と大爆笑だった。
メジャーデビューとなった7月はタイブレークと厳しい場面で登板し0勝2敗、防御率36.00と厳しいスタート。それでも8月は6試合登板して1勝0敗、防御率1.54とメジャーに適応。9月も好投を見せる日本人右腕の評価はうなぎ上りだ。