「また育成からバケモン」鷹“新星”渡邉雄のスライダーは「予想以上にエグかった」
9月4日のロッテ戦でプロ初登板を果たして無失点に封じた渡邉雄
パ・リーグの首位に立つソフトバンクに、また新たな“育成の星”が現れた。8月31日に育成選手から支配下登録選手に昇格すると、9月4日に1軍初昇格。その日のロッテ戦で早速デビューを果たすと、1イニングを無失点に封じた。
中越高、青山学院大、BCリーグの新潟を経て、2017年の育成ドラフト6巡目で入団した渡邉雄大。26歳でプロ入りし、今季で3年目。29歳になる年に支配下への切符を掴むと、早速、好投を見せた。
4日のロッテ戦で8回に登板すると、打者3人を遊ゴロ、三ゴロ、遊飛に打ち取り3者凡退デビューを飾った。翌5日には、腹部にライナーが直撃した武田翔太投手のあとを受けて、2死二、三塁のピンチで急遽登板。佐藤を投ゴロに打ち取って、窮地を脱した。
この渡邉雄の最大の武器が左サイドハンドから繰り出される曲がりの大きいスライダー。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「【初登板か疑うレベル】渡邉雄大『えげつないスライダー』投げます」と題して、左腕の投球を紹介した。
この動画にファンも注目。「また育成からやばいのが出るのか」「野球ゲーム以上に曲がるスライダーすげぇ…」「ま~た育成からバケモン作ってるよw」「予想以上にエグかった」「このスライダーのえぐさは素人でも分かるな」「パワプロみたいに曲がるやん」と、そのキレに驚く声が多数寄せられていた。