田中将大は「コールと同じくらい良かった」 辛口NY紙も344億円男と並べ絶賛

本拠地でのオリオールズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】
本拠地でのオリオールズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】

Wヘッダー第1戦ではコールが2安打完封、第2戦では田中が5回1失点の好投

■ヤンキース 10-1 オリオールズ(日本時間12日・ニューヨーク・ダブルヘッダー第2試合)

 ヤンキースの田中将大投手が11日(日本時間12日)、本拠地でのオリオールズとのダブルヘッダー第2試合(7イニング制)に先発し5回3安打1失点で今季2勝目をマークした。この日は第1試合でゲリット・コールが完封しチームは3連勝。“2枚看板”の活躍に地元紙も「ヤンキースに手堅い先発登板を披露した」と絶賛している。

 第1戦ではコールが7回2安打9奪三振と圧巻の完封劇を見せると、第2戦では田中が立ち上がりこそソロを浴びたが、2回途中から12打者連続アウトと安定した投球を見せ、プレーオフ進出が危ぶまれていたチームに1日2勝をプレゼントした。

 地元紙「NYポスト」もコールの完封を称賛しつつ「ダブルヘッダー第2戦でタナカはコールとほぼ同じくらい良かった」と連勝に導いた田中を称えると、「ニューヨーク・デイリーニュース」も「タナカはわずか5回までの登板だったが、ヤンキースに手堅い先発登板を披露した」と、2枚看板として十分な投球を見せた右腕コンビを絶賛していた。

 試合後にブーン監督も「イニングが進んでいくごとに良くなっていったと思う」と尻上がりに状態を上げた田中の好投。これには地元TV局「SNY」も「力強い先発登板」「ヤンキースが先発2番手に求めた投球」と称えるしかなかった。

(Full-Count編集部)

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