ダルビッシュが「CY賞の上位候補に浮上した」 ライバル・デグロムが2回3失点で負傷降板
ダルビッシュは防御率リーグ2位に、米記者「バウアーとCY賞争いの上位候補に浮上」
■フィリーズ – メッツ(日本時間17日・フィラデルフィア)
メッツのジェイコブ・デグロム投手は16日(日本時間17日)、敵地のフィリーズ戦で先発。右太もも裏の痙攣のため2回4安打3失点で降板した。今季5勝目はお預けとなり、リーグ5位の防御率2.09となった。
デグロムは2回にセグラ、ナップの連続二塁打で先取点を献上すると、無死三塁からベイズリーに左犠飛。さらに野選の間にも失点して1イニング3失点した。登板前までリーグトップの防御率1.67。今季もサイ・ヤング賞の有力候補だったが、まさかの負傷降板となった。
カブスのダルビッシュ有投手は7回9安打3失点だった15日(同16日)の本拠地インディアンス戦の公式スコアが訂正され、自責点は「2」に変更。防御率はリーグ3位となっていたが、この日のデグロムの乱調でレッズ・バウアー(1.71)に次いで2位(1.86)となった。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「カブスのエース、ダルビッシュとレッズのエース、バウアーがサイ・ヤング賞争いの上位候補に浮上した」と自身のツイッターで伝えた。各球団残り10試合前後。目が離せない展開となっている。