ダルビッシュを「本当にリスペクトしている」 CY賞ライバル・バウアーが語る思い

2年前からテキストメッセージを送り合う間柄に、ダルビッシュの左投げは「一体、何者なんだ、って感じだ」

 同じ代理人事務所だった縁もあり、2年前からテキストメッセージを送り合うように。同じチームになったことはないが、お互いの投球学をシェアする間柄になったという。「彼には本当に成功してほしいと思っている」と語り、ダルビッシュをこう称賛している。

「才能豊かで、努力家だし、投球に関してとてもインテリジェントだ。新しい球種なんかもすぐものにする。自分の体に対しての素晴らしいフィール(感覚や感触)がある。あと、これはみんな知らないかもしれないけど、彼は左で85マイル(約137キロ)ぐらいのボールを投げることが出来るんだよ。試合の翌日にロングトスを左で投げてた。『一体、何者なんだ』って感じだ」

「まさに、左利きバージョンのダルビッシュなんだよ。本当に全くデリバリーが(左でも)同じなんだ。彼は本当にメカニックのモデルとしても、配球のモデルとしてもすごく興味をそそられる存在。だから、彼と連絡が取れるようになったことは嬉しいし、(その後)2人の関係もより親しくなっていったんだ」

 今季も残りわずか。両投手の熱い“サイ・ヤング賞バトル”を期待したい。

(Full-Count編集部)

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