大谷翔平、復活6号＆マルチで3連勝に貢献　7試合ぶりスタメンで打率2割復帰

「6番・DH」でスタメン、62打席ぶりアーチから2打席連続で快音

■エンゼルス 4-3 レンジャーズ（日本時間20日・アナハイム）

　エンゼルス大谷翔平投手が19日（日本時間20日）、本拠地でのレンジャーズ戦で、「6番・DH」で7試合ぶりにスタメン出場し、第1打席でいきなり豪快な6号ソロを放つと、5回の第2打席でも中前安打。25日ぶりのマルチ安打で打率2割復帰。チームは4-3で逆転勝ちし、3連勝を飾った。

　相手先発は、今季7打数3安打と好相性を誇るランス・リン投手。大谷は3点リードされた2回2死で迎えた第1打席で、高めの95マイル（約152.9キロ）に反応。右翼への弾丸ライナーのソロを叩き込んだ。8月23日（同24日）のアスレチックス戦以来、62打席ぶりの1発で勢いに乗ると、迎えた5回の第2打席でも快音を響かせた。8月25日（同26日）のアストロズ戦以来のマルチとなり、直後に7番・ワードの中堅への適時二塁打で、大谷は一塁から一気に生還する激走を見せた。

　チームは、3-3の同点で迎えた8回にトラウトの左前適時打で勝ち越し。大谷は3打数2安打1打点で打率.200に。8月16日（同17日）のドジャース戦以来、2割台に復帰させた。

　大谷は11日（同12日）のロッキーズ戦に先発して以来スタメンの機会が遠のいており、12日（同13日）の同カードで代走で出場して以降、出番すらなかった。エンゼルスは現在ア・リーグ西地区4位に低迷。ただチームは3連勝を飾り、大谷のバットからも快音が続けてが飛び出し、勢いに乗ってきた。

（Full-Count編集部）