大谷翔平、7試合ぶりスタメンで復活6号&マルチ 「仕事がしたかった」「一番は構え」
1週間で打撃フォームの修正を明かす「一番は構え。そこに一番取り組みました」
■エンゼルス 4-3 レンジャーズ(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルス大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、本拠地でのレンジャーズ戦で、「6番・DH」で7試合ぶりにスタメン出場し、第1打席で復活の6号ソロを放つと、5回の第2打席でも中前安打。3打数2安打1打点でチームの逆転勝ちに貢献した。大谷は試合後、米メディアへの会見で「チームがいい流れだった。その流れの中で仕事がしたかった。まずは勝ててよかったです」と語った。
相手先発は、今季7打数3安打と好相性を誇るランス・リン投手。大谷は3点リードされた2回2死で迎えた第1打席で、高めの95マイル(約152.9キロ)に反応。右翼への弾丸ライナーのソロを叩き込んだ。8月23日(同24日)のアスレチックス戦以来、62打席ぶりの1発で勢いに乗ると、迎えた5回の第2打席でも痛烈な打球を中前へ。8月25日(同26日)のアストロズ戦以来のマルチとなった。
我慢の1週間を経て復活のアーチを描いた大谷はこの期間に「一番は構え。そこに一番取り組みました」と打撃フォームの修正に取り組んでいたことを明かした。構えについては「みんな。監督、コーチ3人いますけど、アドバイスをもらいながら。全部が全部、自分に合っているとは限られないですけど、アドバイスはもらってました」と感謝した。
逆転勝ちを呼び込む一発に中前打と勝利につながるマルチ安打に「チームがいい流れだった。その流れの中で仕事がしたかった。まずは勝ててよかったです」と語っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)