大谷翔平、復活6号が飛び出した訳 一問一答、打撃フォーム修正で「一番は構え」

「6番・DH」で先発し6号ソロを含む2安打と活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
「6番・DH」で先発し6号ソロを含む2安打と活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

投手で投げられなく打者の力みにも? 「より打者で貢献したい気持ちは確かに強い」

■エンゼルス 4-3 レンジャーズ(日本時間20日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地でのレンジャーズ戦で、「6番・DH」で7試合ぶりにスタメン出場。第1打席で豪快な6号ソロを放つと、5回の第2打席でも中前安打をマークし3打数2安打1打点。打率も2割に復帰しチームは4-3で逆転勝ちし、3連勝を飾った。試合後の米メディアに対応した大谷の一問一答。

――1週間出場がなかった。どこに取り組んだか。
「一番はやっぱり構えですよね。構えている時の全体の見え方。そこが一番最初なので、そこが一番取り組みました」

――復帰戦で勝利に貢献した。
「チームがいい流れだった。まずは、その流れの中で仕事がしたいなと思っていたので。まずは1個、今日は勝ててよかったです」

――去年は打者専念で「変な気がします」と話していた。今年もほぼ打者一本。去年との違いはあるか。
「変な感じはもちろんありますけど、去年は投げないと決まっていた。そのつもりでやってましたし、今年は投げるつもりでいたので。また去年とは違う感覚かなとは思うんですけど、ここまで来たら関係ないので。ある試合の中で、勝つためにしっかり仕事がしたいと思っています」

――投手で投げられなくなった。打者の力みにつながったか。
「投げる予定でチームもいたと思いますし、僕もいたので。申し訳ないなというところで、より打者で貢献したい気持ちは確かに強いかなと思います」

――構えや見え方で誰かからアドバイスはもらっていたか。
「みんなからもらいました。監督もそうですし、コーチ3人いますけど、いろいろなやり方、アドバイスをもらいました。全部が全部、自分に合っているかと言ったら、そうではないですけど、その中で1個でも自分に合っているものを見つけるためのアドバイスをもらっていたかなと思います」

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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