3敗目のダルビッシュは「いくつかミスを犯した」 攻略した敵将はご満悦
ツインズのバルデリ監督「いくつかの投球をうまく打ち、彼に負荷をかけることができた」
■ツインズ 4-0 カブス(日本時間21日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は20日(日本時間21日)、本拠地のツインズ戦で先発し7回途中9奪三振、9安打4失点で今季3敗目を喫した。サイ・ヤング賞争いの中にいる右腕から得た白星に、ツインズのバルデリ監督は「私たちは彼に楽をさせなかったと思う。彼はいくつかミスを犯した」とうなずいた。
ダルビッシュは初回に無死一、二塁からロサリオに右前タイムリーを浴びて早々に失点。この立ち上がりについて、バルデリ監督は「試合の早めの段階で(ダルビッシュに)負荷をかけることが出来たが、それが本当に効いたと思う。私たちは1点をボードに刻んだ。もちろん、私たちにはさらに得点をあげるチャンスがあった。追加点をあげることは出来なかったが、流れを作ることは出来たと思う」と手応えを語った。
相手がダルビッシュだということは強く意識していたようで「ご存知の通り、彼は優れている。しかし、私たちは彼に楽をさせなかったと思う。彼はいくつかミスを犯した。私たちはいくつかの投球をうまく打ち、彼に負荷をかけることができた」と手応えを強調。その上で「もし彼に負荷をかけることが出来なければ、彼はなんの問題もためらいもなく、8回まで投げてしまうからね。とても良い投手を相手にした私たちの攻撃陣にとって、いい夜だったよ」とまとめた。
(Full-Count編集部)