鷹OB摂津氏&馬原氏がぶっちゃけトーク 野手登板はあり、なし? WBC裏話、最大の失敗…

試合中にはリアルタイムで投票企画も実施

 残念ながら中止となった今季のオールスターの代わりに、「Cisco Webex」内の投票機能を用いて、「パーソル パ・リーグTV的オールスター投票」を開催。各イニングの終了時に、6球団から選ばれた各ポジションの選手にリアルタイムで投票した。結果は以下の通りだ。

 イベントを終えて馬原さんは「喋りながらだとあっという間で、すごく楽しい時間でした。また違った情報が得られると思うので、今後のイベントでもどんどん質問してください!」、攝津さんも「自宅で野球を見ているような感覚で楽しかったです。またこうした機会を設けていただけたらと思います」とコメントした。

 ファンからのチャットを交えながら二人のトークを楽しみつつ、ターニングポイントや注目の場面では話題を試合に戻して解説を聞く。ファンにとっても、これまでにない新しい観戦スタイルとなったはずだ。現在の観戦スタイルにアクセントが欲しい方は、第2弾にぜひ参加してみて欲しい。

 試合終了後は、馬原さんと攝津さんの二人に現役時代の話を交えたインタビューを行った。

――まず、今回のイベントを経験しての感想をお聞かせください

馬原さん「こうやって話をしながらだと、普段は話さないことなどをリアルな感じでお伝えできたのが良かったですね」

攝津さん「単純に楽しかったです。解説となると野球の話だけになってしまいますが、今回はファンの質問を通して気になるところに答えることができました」

――現役時代のお話をうかがっていきましょう。1番対戦していて嫌だった打者は誰ですか?

攝津さん「鈴木大地選手ですかね。通算で8割くらい打たれているイメージで、だいたい打たれてましたね。もう四球、デットボールでも当てたほうがいいのかなというくらい(笑)シーズン単体とかではなく、ずっと打たれていましたね」

馬原さん「僕は坂口智隆(現ヤクルト)にはよく打たれましたね。普段投げないカーブを投げたこともありましたが、それでもレフト前に運ばれました。多分10割打たれてます(笑)移籍したオリックスでも『同じチームになって良かった』と坂口に言ってましたね」

※2010年の坂口選手は馬原投手に対して3打数3安打で対戦成績10割を記録。

――では逆に、相性が良かった打者はいますか?

攝津さん「なかなか思いつかないですが、福田秀平(現ロッテ)ですかね(笑)紅白戦とかで当たるとほぼ三振でしたね。同じチームの選手しか思いつきませんでした」

馬原さん「思いつかないですね……結局、代打でも相性のいい打者を出してきますからね」

――直近では野手の増田大輝内野手(巨人)が登板したことで話題に。お二人の野手登板に関するご意見は?

攝津さん「個人的にはアリじゃないかと思います。野球は誰がどこを守ってもいいスポーツ。次の日も試合があるので、それ(野手登板)も一つの野球だと思います。そういうケースを見る機会も少ないので、逆にファンも楽しめるのではないでしょうか」

馬原さん「僕も否定的な意見はないですね。年間で『この投手が行かなくても……』という展開はあります。投手が打席に立って難しさを知るということもあるので、野手も投手の気持ちがわかるんじゃないですかね。野手もほとんどが元々はエースで4番なので、そういう(マウンドで投げる)姿を純粋に見たいですね。簡単に抑えても『あれれ?』ってなりますけど(笑)」

現役時代の最大の失敗とは?

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