田中将大、4回5失点で3敗目 地区優勝逃し「もちろん悔しい」「やり返すチャンスある」

ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

今季は3勝3敗、防御率3.56「こういう登板で終わるのは自分にとってはこうはなりたくなかった」

■ブルージェイズ 14-1 ヤンキース(日本時間24日・バッファロー)

 ヤンキースの田中将大投手が23日(日本時間24日)、敵地ブルージェイズ戦でレギュラーシーズン最後の先発。4回8安打5失点で今季3敗目を喫した。レイズが10年ぶりの地区優勝を果たし試合後は「優勝を逃したことはもちろん悔しい。やり返すチャンスはある」とポストシーズンでの巻き返しを誓った。

 初回2死一、二塁からゲレーロJr.に中前適時打、そして味方のエラーも絡み2点を失った田中。3回には2死から遊ゴロ失策で出塁を許すと続くゲレーロJr.に左翼線へ適時二塁打を浴び3点目。そして4回はジャンセンに左翼席へ5号ソロを浴びると2死一、三塁からグリチェクに左前適時打を浴び4回5失点で降板し3敗目を喫した。

 強風や味方のエラーもあり苦しい投球となったが試合後は「色々今日のゲームはありましたが、どういう状況であれ、粘って粘って試合を壊さないように。何とか耐えていくぞと言い聞かせて最後まで投げ切った」と語った。

 この日はレイズが10年ぶりの地区優勝を果たしたが「優勝を逃したことはもちろん悔しい。ショートシーズンの中であれだけ大きな連敗を2度している。チームにとっても厳しい戦いだったと思う。やり返すチャンスあるのでいい野球していって、しっかりかかっていくしかない」と、ポストシーズンを見据えた。

 今季は7年契約最終年。今季は3勝3敗、防御率3.56でレギュラーシーズンを終えたが「なかなか難しいシーズンだったと思う。パンデミックの状況でシーズンを始めて、少ない試合数で僕にとっては7年の最後だった。こういう登板で終わるのは自分にとっては、こうはなりたくなかったタフでしたね」と振り返っていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY