カブス捕手、本塁打より高く飛んだバットフリップに米爆笑 「月に飛んでいった」
右手で豪快に放り投げたバットは打球と“交錯”するほど高く舞い上がる
■カブス 10-0 Wソックス(日本時間26日・シカゴ)
カブスのウィルソン・コントレラス捕手が25日(日本時間26日)、敵地ホワイトソックス戦で「3番・DH」で出場し2本塁打を含む3打数2安打4打点2四死球と大活躍。ダルビッシュの8勝目を援護する猛打を見せたが、滞空時間の長い“夜空に舞った”バットフリップが米で話題になっている。
ホワイトソックスの監督ら3人が退場処分になる伏線となった豪快過ぎるバットフリップが話題になっている。コントレラスは1点リードで迎えた3回2死一、二塁の第2打席で右翼席へリードを広げる6号3ランを放った。
打った瞬間にスタンドインを確信すると右手で持っていたバットを豪快に空に向かって放り投げた。TV局が捉えたスロー動画では夜空に向かって放り投げたバットはスタンドインする打球と“交錯”するほど高く舞い上がっていた。
MLB公式サイトはこのバットフリップがスタットキャストの測定で4.5回転し、2.3秒間空中に浮いていたことを伝えている。カブス公式ツイッターも豪快なバットフリップを「あなたのバットがあなたの夢と同じぐらい高く飛びますように」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「素晴らしい」「月に飛んでいくバットフリップ」「ここ10年で一番」「間違いなく史上最高」と大喜び。
だが、メジャーリーグではあまりに派手なバットフリップは侮辱行為として“報復死球”を受けることもある。コントレラスは7回の第4打席で死球を受け、これにカブスベンチは怒りを見せると球審は投手のコルデロ、レンテリア監督、クーパー投手コーチの3人に退場を宣告。ちなみにコントレラスは9回の第5打席で右翼席へ7号ソロを放ち報復死球にバットで“やり返した”形となった。