元阪神ドリス、プレーオフ守護神の可能性 防御率1.50&5SにMLB公式「最有力候補」
7年ぶりメジャー復帰で今季は24試合に登板し2勝2敗5セーブ、防御率1.50の好成績
NPBからの移籍コンビ・山口俊投手、ラファエル・ドリス投手が所属するブルージェイズは29日(日本時間30日)からのワイルドカード・シリーズでレイズと対戦する。MLB公式サイトは「セーブ機会での登板を得る最有力候補」と、ドリスがプレーオフで守護神を任される可能性が高いことを伝えている。
今季、阪神から移籍し7年ぶりにメジャー復帰を果たしたドリスは24試合に登板し2勝2敗5セーブ、防御率1.50の好成績を残しシーズン終盤には抑えを任される場面もあった。チーム最多の7セーブを挙げたアンソニー・バス、トーマス・ハッチらブルペン陣は抱負に揃っているが、MLB公式サイトはプレーオフでの守護神を予想。
バース、AJ・コール、ドリスの3投手の名前を挙げ「ドリスがセーブ機会での登板を得る最有力候補」と指摘。複数イニングを投げれる投手が多く、短期決戦の中では「モントーヨ監督は重要な局面だと見ればこれらの投手を5回や6回で躊躇なく投入するだろう」と、早めに“勝負の一手”を使う可能性も指摘している。
移籍1年の山口はシーズン最終戦となった27日(同28日)オリオールズ戦で2回4安打3失点で4敗目を喫するなど防御率8.06。2戦連続の乱調でプレーオフに向け不安を残しベンチ入りも微妙なところとなっている。
(Full-Count編集部)