鷹Vのキーマン、母親思い、賢い選手は? 編集部とオンラインファンMTG開催
ソフトバンク担当記者と延長戦!今後もオンライン企画を実施予定
リーグVへ、ホークスのキーマンは一体誰なのか? Full-Countでは先日20日のソフトバンク-楽天(PayPayドーム)の試合終了後、オンライン会議システム「Zoom」を利用して、ファンと編集部を結ぶトークイベント「ソフトバンク担当記者と“延長戦” 今日の勝負のポイントを語ろう!」を開催した。話題は試合や今後の戦い方から柳田悠岐外野手や高橋純平投手ら、普段の選手の素顔やエピソードなどに展開。話題の尽きないあっという間の1時間となった。
球場の動員数が緩和されたとはいえ、テレビや各デバイスで試合映像を観戦するファンも多いはず。編集部として、一緒に語らいの場を設けることくらいはできるのではないかと企画を立案。ホークスが勝った場合は「この日のMVP」を、引き分けや敗戦の場合は「勝負を分けたポイント」について解説、談議する想定で試合開始を待った。この日は編集部のホークスの担当記者を招いた企画のため、ホークスファンが集まった。
試合は3-2で楽天が勝利。楽天・岸とソフトバンク・石川の投げ合いとなった。最後はホークスが9回に1点差までに追い上げたが、逆転できずに試合終了。興奮冷めやらぬうちにファンはオンラインの“ミーティングルーム”に入ってきた。試合後の工藤監督のコメントや勝負が決まったと見るポイントを解説。参加者からは「あの場面で代打は考えられなかったのでしょうか?」など、観戦のリアルな声が届き、編集部が独自の考えで応じていった。
勝負所の代打について担当記者は「今はベンチにいないですが、長谷川選手が起用できたらまた違ってくると思う」と見解。長谷川は新型コロナウイルス感染からの療養明けで今は2軍調整中。状態は上がってきており「工藤監督も試合前の会見で名前を出しています。早く戻ってきてもらえると大きいですね」と、首位攻防戦のキーマンとなり得る存在と示すと、ファンが大きくうなづく場面もあった。
話題は取材秘話にも及んだ。現在は、コロナ禍で観客の入場や応援スタイルに制限があり、静かな中で試合をしているが「松田選手と川島選手の声がずっと出ています。存在はとても偉大だと思います」と、現場にいるからこそわかる臨場感を表現。また、取材側も制限がかかるため、多くの選手に話しかけたり、取材することができないという取材側の“コロナ禍”の苦労も明かした。
ただ、やはりファンが知りたいのは選手の素顔の部分。記者へ質問が飛んだ。
「家族を大切にされていますが、その中でも高橋純平投手はお母さんへの思いが強いです」と、姉と誕生日に冷蔵庫をプレゼントしたエピソードを披露。また「ああ見えて、柳田選手は賢い選手。野球について考える、頭がいい選手。配球などもしっかり考えていて、スコアラー室に行って勉強しているところもよく見受けられます」と紹介。想像を超える本塁打を放っているのも、影の努力が裏付けされているのだ。
他にも質問は多岐に渡り、約1時間の編集部とファンの交流イベントは終了。今後も編集部からファンと野球を結びつける企画を発信していくことと、次回以降のファンの皆さんと再会することを約束した。
(Full-Count編集部)