セは巨人・菅野が“当確”、パは鷹柳田&モイネロ、楽天浅村ら混戦 MVPの行方は?
パ・リーグは混戦模様、リーグ優勝の行方にも左右される?
続いてパ・リーグ。
○投手
楽天 涌井秀章 9勝3敗(リーグ1位)、防御率3.13 1完投、87奪三振、WHIP0.99
ソフトバンク モイネロ 40試合1勝1敗、32HP(リーグ1位)1S、防御率1.17
ロッテ 益田直也 37試合2勝2敗、3H24S(リーグ1位)防御率1.98 WHIP1.10
オリックス 山本由伸 6勝3敗、防御率2.63(リーグ1位) 1完投、109奪三振(リーグ1位)、WHIP1.00
○野手
ソフトバンク 柳田悠岐 打率.337、24本塁打63打点 OPS1.098
楽天 浅村栄斗 打率.291、28本塁打(リーグ1位)86打点 OPS1.020
日本ハム 中田翔 打率.248、27本塁打89打点(リーグ1位) OPS.878
パ・リーグは混戦模様だ。首位ソフトバンクで可能性があるのは中継ぎで圧倒的な成績を残すモイネロ。リーグトップの31HPで何と言っても38回1/3を投げ68奪三振で奪三振率は脅威の15.97をマークしている。中日・浅尾、ホークス・サファテに次ぐ中継ぎ投手のMVPにも期待がかかる。
楽天のベテラン涌井は開幕8連勝を飾るなど、ここまでリーグトップの9勝と完全復活も後半戦ではやや打たれる場面もあった。オリックスの山本は防御率、奪三振の2冠だがチームが最下位という点がどう響くか。打者ではホークスの柳田がリーグ2の打率.337に24本塁打、楽天の浅村は日本ハムの中田と本塁打、打点で激しい争いを続けている。
ここまでの結果だけを見ればセ・リーグは巨人の菅野が当確、パ・リーグではソフトバンクが優勝なら柳田、モイネロの二択と予想する。残りシーズンは40試合を切っているが、ここからの“大まくり”にも期待したいところだ。
(Full-Count編集部)