前田健太、いざPO開幕投手 “因縁”アストロズ斬りへ「何とか自分が勝てるように」
チームは北米4大スポーツワーストタイPO16連敗中
ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)に本拠地で行われるアストロズとのワイルドカードシリーズ初戦で先発する。ポストシーズンでの先発はドジャース時代の16年10月20日以来1440日ぶり。「久しぶりにポストシーズンで先発を任せてもらって、監督とコーチ、そしてチームの人に初戦を任せてもらうことができたので、何とか自分が勝てるように投げていきたいと思っています」と意気込みを語った。
一発勝負の行方を左右する大事な初戦を託される。レギュラーシーズン最終登板前にバルデリ監督から言い渡された。「久しぶりのプレーオフの先発ですし、初戦ということもあって緊張感とかプレッシャーというのは違ったものを感じると思います」。チームは04年のヤンキースとの地区シリーズ初戦で勝ったのを最後にポストシーズン16連敗中。北米4大スポーツのワーストタイで、前田には負の歴史に終止符を打つ投球が期待される。
「なかなか三振もしないし、ポストシーズンになると勝負強さを発揮してくる。すごくいい打線」というアストロズとはドジャース時代の17年ワールドシリーズで対戦。リリーバーとして奮闘したが、3敗4敗で世界一にあと一歩届かなかった。後にアストロズのサイン盗みが明らかになった因縁の対決だ。「過去は過去だし、今年に関してはツインズとしてしっかり勝てるように。あまりそういう時も気持ちとか変なものを持ち込まないように普通にツインズとして勝てるようにするだけ」と闘志を燃やした。
(Full-Count編集部)