前田健太、初回2死からピンチ招くも無失点の立ち上がり　4年ぶりのPO先発

チームは2004年からポストシーズン16連敗中、グリンキーと投げ合う

■ツインズ – アストロズ（WCシリーズ・日本時間30日・ミネソタ）

　大リーグのポストシーズンが29日（日本時間30日）、開幕した。ツインズの前田健太投手は本拠地で行われたアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦（3回戦制）で先発。ドジャース時代の16年以来4年ぶりのポストシーズン先発で、通算208勝右腕グリンキーとの投げ合い。初回は1安打無失点に抑えた。

　初回、先頭・スプリンガーは三ゴロ、アルトゥーベは右飛に打ち取った。ブラントリーには左翼線二塁打を許したものの、ブレグマンを遊直に仕留めた。16球を投げてストライク9球だった。

　チームは04年のヤンキースとの地区シリーズ初戦で勝ったのを最後にポストシーズン16連敗中。北米4大スポーツのワーストタイで、前田には負の歴史に終止符を打つ投球が期待される。ポストシーズンで先発するのはドジャース時代の16年10月20日以来1440日ぶり。「久しぶりにポストシーズンで先発を任せてもらって、監督とコーチ、そしてチームの人に初戦を任せてもらうことができたので、何とか自分が勝てるように投げていきたいと思っています」と意気込みを語っている。