前田健太、PO先発で見せつけた“幻惑3球種”に米絶賛 「度肝を抜かれた」「理想的」
直球、スライダー、スプリットチェンジを操り5回2安打無失点の好投
■アストロズ 4-1 ツインズ(WCシリーズ・日本時間30日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦(3回戦制)に先発し5回2安打無失点の好投を見せた。チームは1-4で逆転負けを喫したが前田の投球術にファンも「度肝を抜かれた」「どうやってこの男を打つんだ」と称賛の声が上がっている。
初回2死からブラントリーに二塁打を浴びたが後続を仕留め無失点に抑えるなど、走者を出しても要所を締めアストロズ打線を2安打に封じた前田。制球に苦しむ場面もあったが5三振を奪う力投だった。
前田の直球、スライダー、そしてスプリットチェンジの軌道を「ピッチング・ニンジャ」の愛称でSNS上で様々な投手を分析、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブ、ロブ・フリードマン氏も絶賛。自身のツイッターで動画を公開するとファンからも「度肝を抜かれた」「どうやってこの男か打つんだ?」「理想的なところに変化球を投げている」「マエダを打つのは厳しい」と絶賛の嵐だった。
前田の力投も虚しくチームはポストシーズン17連敗と2004年のヤンキースとの地区シリーズ第2戦から続く大型連敗を止めることができなかった。レギュラーシーズンから好投を続ける前田はポストシーズンで再びマウンドに上がることができるのか。ツインズの奮起に期待したい。