「なんてプレーだ」「完璧なグラブトス」田中将大の巧みな美技にファン惚れ惚れ

ワイルドカードシリーズでの敵地インディアンス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】
ワイルドカードシリーズでの敵地インディアンス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】

インディアンス戦の4回、デシールズのセーフティバントで華麗なフィールディング

■インディアンス – ヤンキース(WCシリーズ・日本時間1日・クリーブランド)

 ヤンキースの田中将大投手は9月30日(日本時間10月1日)、敵地で行われたインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発し、5回途中6失点で降板した。初回にいきなり4点を失い、苦しい投球となったが、2回以降は粘り強い投球を見せ、4回の好守にファンは喝采の声をあげた。

 天候不良の影響で40分ほど遅れて始まった一戦。田中は初回1死からヘルナンデス、ラミレスに連続二塁打を許して失点した。ここで強まった雨のため、33分間の中断。再開後、2死二塁からレイエスに四球を与え、ネイラーに2点適時二塁打、ペレスにも左前適時打を浴びて初回に計4点を失う波乱の立ち上がりとなった。

 それでも田中は2回以降立ち直って好投。2回を3者凡退に抑えると、3回も四球こそ与えたものの、無失点に封じた。ウルシェラの満塁本塁打で逆転に成功した直後には、好フィールディングを披露。2死からデシールズがセーフティバント。二塁方向へのバントに一度は逆を突かれた田中だったが、すぐさま体勢を立て直してボールを捕球すると、そのままグラブトスでアウトにした。

 このプレーをヤンキースの公式ツイッターも「グラブを使ったコミュニケーション」と題して映像で紹介。ファンからは「めっちゃスムーズ」「完璧なグラブトス」「彼はただただ…素晴らしい」「なんてプレーだ! マサ!」「生涯契約を」と称賛のコメントが並んだ。楽天時代の2011年から3年連続でゴールデングラブ賞に輝いた実績を誇る田中。その守備の実力を存分に発揮するプレーだった。

【動画】「なんてプレーだ」ファンも惚れ惚れ… 田中将大が見せた華麗なフィールディングの映像

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