鬼才バウアーが感謝と“挑発”の投稿 サイン盗みア軍ファンには「怒り狂ってろ」
挑発にファンは冷ややかな反応「シーズン終わった人に怒り狂ったりは…」
レッズは1日(日本時間2日)、敵地でブレーブスと戦ったワイルドカードシリーズ第2戦に0-5で敗れ、今季終戦を迎えた。前日の第1戦に先発して8回途中2安打無失点と好投したトレバー・バウアー投手はこの日までに自身のツイッターを更新。ファンへの感謝と挑発が話題を呼んでいる。
バウアーは「私のコメント欄にいるファンのみんなへ」と書き始め、メッセージを投稿。自軍のレッズ、ワイルドカードシリーズで苦杯をなめたブレーブス、さらにはサイン盗み問題を痛烈に批判していたアストロズの各ファンに向けて別々の言葉を綴った。
レッズファン:みんなのこと愛しているよ。素晴らしいシーズンをありがとう。あなたたちが球場に来られていたらよかったのに!
ブレーブスファン:みんな私のことを嫌っていて、私は受け入れられていないようだね。なんて残念なことだ……
アストロズファン:(笑) なんで君たちがここにいるんだい? ずっと怒り狂っていろよ。
この“3種”のメッセージに対し、ファンからは意外とも思える反応が……。「私はブレーブスファンだが、あなたのことを嫌っちゃいない。あなたのスタイルが好きだよ」と思いやりのコメントがある一方、今オフにFAとなるだけに「ドジャースファンはあなたのことを愛しているよ、トレバー。地元に帰ってきな」などと様々なチームのファンから加入を求める声も。一方、アストロズファンは「トレバー、私たちはシーズンが終わった人たちに怒り狂ったりはしないよ」と敗戦を引き合いに挑発をいなしていた。
バウアーは今季11試合に登板して2完封を含む5勝4敗で、リーグトップの防御率1.73と抜群の安定感を見せた。日本人初の最多勝を獲得したカブスのダルビッシュとのサイ・ヤング賞争いにも注目が集まる中、獅子奮迅の活躍を見せた「鬼才」は、SNS上で“場外戦”も繰り広げていた。
(Full-Count編集部)