田中将大、地区Sに向け地元NYメディアの評価は不変 「信頼できる先発に変わりない」
ブーン監督は地区シリーズ第1戦の先発にコールを指名も第2戦以降は「決めていない」
2009年以来のワールドシリーズ制覇を狙うヤンキース。ア・リーグ地区シリーズ初戦には剛腕ゲリット・コール投手の先発が決まったが、地元メディアは短期決戦で勝負強さを発揮する田中将大投手の登板日に注目している。
3日(日本時間4日)のオンライン会見でアーロン・ブーン監督はレイズとの地区シリーズ第1戦の先発にコールを指名。2戦目以降のローテについては「まだ決めていない」と明言することはなった。
11年ぶりの世界一に向け地元メディア「ノースジャージー.com」も「ヤンキースはレイズとのア・リーグ地区シリーズ初戦を前にまだ投手の決断を検討している」と、地区シリーズ突破に向けカギを握る2戦目以降の先発に注目。
9月30日(日本時間10月1日)に行われたインディアンスとのワイルドカードゲーム第2戦では悪天候の中、5回途中6失点で降板。だが、昨季までのポストシーズンでは通算5勝3敗、防御率1.76と勝負強さを発揮しており記事でも「タナカはヤンキースでコールに次いで信頼できる先発投手であることに変わりはない」と、絶大な信頼を置いている。
第1戦、第2戦で連勝すれば地区突破を決める重要な1戦、連敗なら崖っぷちの1戦、1勝1敗なら王手をかける勝負の1戦……。記事では「タナカを重要な第3戦で先発させる方がいいだろうか?」と、どの状況でも重要となる第3戦の起用を推している。
ワイルドカードシリーズでは悔しい登板となったが田中だが、地元メディアはポストシーズンで勝負強さを発揮する右腕に絶大な信頼を置いているようだ。
(Full-Count編集部)