342億円コール、“遺恨”レイズ斬りへ闘志「神経を尖らせている選手も…」

ヤンキースのゲリット・コール【写真:AP】
ヤンキースのゲリット・コール【写真:AP】

今季レイズ戦は3試合登板して0勝1敗、防御率4.96「攻撃のパターンが多様だ」

 ヤンキースのゲリット・コール投手が5日(日本時間6日)のレイズとの地区シリーズ第1戦で先発する。4日(同5日)はオンライン会見に応じ、「総合的に本当に良いチーム。守備が上手く、良い打線。攻撃のパターンが多様だ。ローテーションとブルペンも良い」と警戒心をあらわにした。

 コールは今季レイズ戦で3試合に登板し、0勝1敗、防御率4.96。16回1/3を投げて5本塁打を許しているものの、27三振を奪っている。昨オフに9年総額3億2400万ドル(約341億9200万円)でヤンキース入りした剛腕は、「登板する度に向上しようと心掛けている。準備はできている。両者にとって、よく知っていることが何らかのアドバンテージになると思う。より対処できた方、アドバンテージにできた方が少し有利になるかもしれない」と話した。

 田中将大投手が今季初勝利を挙げた9月1日の試合では、守護神チャップマンが投じた100.5マイル(約161.7キロ)が打者・ブロソーへの頭部付近へ。試合後に両軍がベンチから飛び出す一触即発の事態となっていた。報道陣から「近年のレイズとの関係を考えると緊張感はポストシーズンでさらに高まると思うか?」と問われた右腕は、「もちろん。特にポストシーズンではね。この時期にはどの試合に臨むにも緊張感があるけど、これまでの経緯があるから、神経を尖らせている選手もいるだろう」と話した。目の離せない対決となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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