24本塁打で並ぶ巨人・岡本和真と阪神・大山悠輔 キングへ有利なのは大山!?

大山は得意とする広島、中日との試合が13試合残っている

 相手別に見ると、岡本は広島から7本、ヤクルトから6本を放ち得意としている。広島とはあと6試合、ヤクルトとは8試合を残し、半分以上となる14本塁打を放っている本拠地・東京ドームで広島とは3試合、ヤクルトとは5試合の計8試合ある。残りちょうど30試合で14試合が東京ドームだ。

 大山も広島から最多の8本塁打を放っており、これに続くのが中日の6本塁打。そして、本拠地・甲子園で最多の10本塁打を放ち、マツダスタジアムで5本、ナゴヤドームで4本と続く。阪神は広島と7試合(マツダ4試合、甲子園3試合)、中日と6試合(ナゴヤドーム3試合、甲子園3試合)を残し、29試合で甲子園での開催が半分以上の15試合ある。甲子園は本塁打の出にくい球場ではあるが、大山にとってはメリットの方が大きいのではないか。

 残る試合数自体は岡本が1試合多く、その点では有利だが、シーズン終盤に向けてのペースや相手チーム、そして球場などを見てみると大山が優勢となるか。阪神からのホームラン王となれば、1986年のバース以来34年ぶり。セ・リーグ本塁打王の栄冠に輝くのは岡本か大山か、それとも……。その行方から目が離せない。

(Full-Count編集部)

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