巨人・菅野、史上初の開幕投手から13連勝 通算100勝目で大記録に花添える
打線が大量援護、2004年に近鉄・岩隈久志がマークした12連勝を超える
■巨人 6-4 DeNA(6日・東京ドーム)
巨人の菅野智之投手が6日、本拠地でのDeNA戦でプロ野球史上初の開幕投手13連勝を飾った。打線の援護を受けながら7回4安打3失点の好投。プロ8年目で自身通算100勝の節目で大記録を飾った。
今季16試合目の登板となった菅野。1点をリードした3回に1死一、三塁から神里に右犠飛を放たれて同点に。4回にはロペスに2ランを浴びたものの、5回以降の3イニングは二塁を踏ませない投球で、120球を投げ込んだ。
打線は3回に丸の3ランで逆転。5回にはウィーラーの2ランでダメを押した。8回以降は中川、デラロサの勝利の方程式を完成させ、エースに白星を届けた。
菅野は9月29日のDeNA戦で6回4安打1失点の好投を見せ、球団新記録の開幕12連勝を記録。シーズン開幕に先発した投手では、2004年に近鉄・岩隈久志(現巨人)が成し遂げたプロ野球記録に並んでいた。
球史に刻んだ新たな記録は、自身100勝目の節目に。菅野は入団1年目の2013年に13勝6敗の成績を残すと、3年連続で2桁勝利をマーク。2015年こそ9勝6敗に止まったが、翌2017年は17勝5敗、2018年は15勝8敗で2年連続で最多勝を獲得した。名実ともに球界のエースが、2020年に新たな称号を加えた。
(Full-Count編集部)